バイオものづくりフォーラムについて
バイオものづくりフォーラム
バイオものづくり分野で企業の事業化に伴う課題解決に向けた取り組みを産学官や自治体等との密接な連携の元で進め産業化を加速させることを目的として、2024年度に立ち上げました。
これまで、JBAのものづくり系4研究会(発酵と代謝研究会、アルコール·バイオマス研究会、新資源生物変換研究会、植物バイオ研究会)の連携強化やグリーンバイオ基盤研究推進の提案·提言などの活動を進めてきたグリーンバイオイノベーションフォーラム(GIF)は、本フォーラムでの研究開発ワーキンググループ(WG)として、継続し発展させます。加えて、社会課題の解決につながる事業を展開するための環境整備や、消費者などへの受容を促す仕組みづくりを行う社会実装WGを新設し、2つのWGを一体運営し、産業構造の最適化を通じて、バイオエコノミ一社会の実現を図ります。
社会実装WG
バイオものづくり分野で我が国の産業を興していくために、オープンイノベーションを活用した取り組み、社会受容性を高める施策の提言等、社会実装を加速するように活動します。早期の市場創出、拡大を念頭に、まずは産業化へのポテンシャルが高い、微生物の機能を用いた培養·発酵等で生産される物質のバイオものづくりにフォーカスします。
代表
葛城 俊哉氏 (三菱ケミカル(株)取締役常務執行役員チーフテクノロジーオフィサー)
副代表
辻 純平氏 (住友化学(株)執行役員 技術·研究企画部担当)
角倉 護氏 (株)カネカ 取締役副社長)
水口 能宏氏 (日揮ホールディングス(株)執行役員 Chief Technology Officer(CTO)
奥谷 岳人氏 (王子ホールディングス(株)執行役員 CIO、イノベーション推進本部長)
研究開発WG
JBAものづくり系4研究会(発酵と代謝研究会、アルコール·バイオマス研究会、新資源生物変換研究会、植物バイオ研究会)の連携強化や研究推進のための提案·提言等に取り組み、国際競争力のある研究開発を推進し、バイオものづくり産業の隆興に資する活動を行います。
代表
小川 順氏 (京都大学 教授)
副代表
矢﨑 一史氏 (京都大学 特任教授/名誉教授/植物バイオ研究会 会長)
大西 康夫氏 (東京大学 教授/発酵と代謝研究会 会長)
安原 貴臣氏 (アサヒクオリティーアンドイノベーションズ(株) 社長付/アルコール·バイオマス研究会 会長)
阪井 康能氏 (京都大学 名誉教授/新資源生物変換研究会 会長)
ロゴに込めた思い
バイオ技術の研究者と事業者をつなげる場
Bioの「B」の形を模した左側の図形は、バイオ技術のはじまりともいえる発酵に関わる菌をイメージした有機的な形状になっています。一方、Manufacturingの「M」をイメージした右の図形は、工場や工学をイメージした人工的な形状です。このニュアンスの違う図形同士を重ね合わせることで、2つの違った立場の人たちをつなげる役割を持ったフォーラムを表現しました。
