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開催概要
【開催日時】 2022年10月19日(水) 13:30~15:30
【会場】 Zoomによるオンライン形式 A会場(3A06)
【定員】 1000人
【主催】 (公社)日本生物工学会、(一財)バイオインダストリー協会 新資源生物変換研究会
腸内細菌が腸内環境で作る短鎖脂肪酸と同様に、食品中の脂肪酸、ポリフェノール、糖類などが腸内細菌によって代謝変換され生じた成分(腸内代謝物)が、腸管から吸収されてヒトの健康に大きく貢献していることがわかってきた。最近、新しい成分として脂肪酸、ポリフェノール、糖類などの代謝物が次々と見いだされ、機能性が明らかになり商品化されてきた。社会実装されたテーマを中心に腸内代謝物の有益性とその微生物によるモノづくりとしてのポテンシャルの高さを、生物工学会の会員に知っていただきたい。
プログラム
13:30~13:32
はじめに
松山 彰収 氏((株)ダイセル ヘルスケアSBU)
13:32~14:00
腸内代謝物と宿主の健康
木村 郁夫 氏(京都大学 生命科学研究科 生体システム学分野)
14:00~14:22
腸内細菌脂肪酸代謝物HYAの機能と応用
米島 靖記 氏(Noster(株) R&D本部)
14:22~14:44
ポリフェノールパラドックスの鍵は3-(4-Hydroxy-3-methoxyphenyl)propionic acid(HMPA)であるか
栢木 宏之 氏、西谷 洋輔 氏(丸善製薬(株) 総合研究所)
14:44~15:06
腸内細菌の共生系によって生産される機能性腸内代謝物ウロリチンA
中島 賢則 氏((株)ダイセル 事業創出本部 事業創出センター)
15:06~15:28
疾患予防と健康維持のための腸内環境モジュレーション
金 倫基 氏(慶應義塾大学 薬学部)
15:28~15:30
おわりに
高木 忍 氏(ST グローバル バイオ・ネット)