https://www.jba.or.jp/event/post_monojinnzai0609/
常翔学園 大阪工業大学の長森英二教授が、バイオものづくり分野のNEDO特別講座の一環として実施している人材育成講座について、ご紹介します。
開催概要
【開催日時】 2025年6月9日(月)16:00~17:00
【会場】 zoom配信
【定員】 500人
【主催】 バイオインダストリー協会 バイオものづくりフォーラム
NEDO「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品⽣産技術の開発」プロジェクト(2020~2026年度)においては、バイオ⽣産推進拠点(バイオファウンドリ拠点)の整備と並⾏して、バイオものづくりの社会実装を拡⼤・促進するため、バイオものづくりを担う⼈材育成を⽬的とした「⼈材育成プログラム(NEDO特別講座)」を開講しています。
(https://www.jba.or.jp/b-production/human_resource/)。
本日のセミナーでは、大阪工業大学の長森英二教授が実施している培養技術者育成セミナーについて、ご紹介いただきます。本セミナーで概要を理解して頂き、講座にもご登録いただけますよう、よろしくお願いします。
プログラム
16:00~17:00
バイオものづくりラボを活用した培養人材育成セミナー(NEDO特別講座)
長森 英二 氏(大阪工業大学 工学部生命工学科 教授)
バイオものづくりプロセスをオーガナイズ出来る人材は不足しており、新規参入の障壁になる場合もあります。既存の発酵企業でも、技術伝承に苦労されていると聞く機会は少なくありません。今日では、バイオリアクターは一般的に購入できる製品となっていますが、装置に関わる理論を理解せねば、正しく使いこなす(適正なパフォーマンスを発揮させる)ことができません。大阪工業大学バイオものづくりラボでは、バイオリアクターの装置及び操作の設計について、座学&実技セミナーを2021年度より開催しています。基礎編・応用編・トレーニング編などのコンテンツを構築し、運用をはじめています。基礎編の受講実績は120社、受講者数は300名を超え、予想以上の反響を頂きました。
今回は、この人材育成活動についてご紹介すると共に、現場を省力化しつつ培養データを蓄積し、技術伝承のサポートにもつながるDXアプリの開発(活用企業は10社は超えました)、培養から分離精製まで一貫した支援体制の整備、これらを活用した試作支援活動の状況等について、最近の課題感を含めご説明したいと思います。