【2024年3月13日(水)開催】
発酵と代謝研究会 2023年度講演会「さまざまな視点から『発酵と代謝』研究をあらためて考える(4)」

https://www.jba.or.jp/event/20240313_fm/

過去3年の講演会に引き続き、さまざまな角度から発酵、代謝、細胞生理の基礎および応用研究を視ることにより、インダストリーに繋がるバイオサイエンスをあらためて考えてみる機会として本講演会を企画した。4名のエキスパートから、各分野の研究を紹介していただくが、これからの「発酵と代謝」研究を考える契機の1つとなれば幸いである。

開催概要

【開催日時】 2024年3月13日(水)13:30~17:00

【会場】 オンライン(MS-Teams予定)

【定員】 300人

【主催】 発酵と代謝研究会

2019年に内閣府によりバイオ戦略がたてられ、昨年7月には有識者提言として戦略の見直しやバイオ関連予算、バイオコミュニティなどについてのコメントがだされている。この流れに沿って、昨年度からNEDOやJSTではバイオものづくりに関して大きなプロジェクトが開始されている。バイオものづくりでは発酵生産、代謝解析代謝制御に関する研究開発は最も重要な要素である。そこで、過去3年の講演会に引き続き、さまざまな角度から発酵、代謝、細胞生理の基礎および応用研究を視ることにより、インダストリーに繋がるバイオサイエンスをあらためて考えてみる機会として本講演会を企画した

プログラム

13:30~13:35

開会挨拶
大西 康夫 氏(発酵と代謝研究会 会長、東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)

13:35~14:20

「細菌から放たれる膜小胞の理解と利用」
豊福 雅典 氏 (筑波大学 生命環境系 准教授)

14:20~15:05

「ヘテロシスト形成型シアノバクテリアを利用した光生物学的水素生産 ~窒素栄養の制限による持続的な水素生産~ 」
井上 和仁 氏 (神奈川大学 化学生命学部生命機能学科 教授)

15:05~15:15

休憩

15:15~16:00

「ラボオートメーションを用いた大規模微生物進化実験:進化の予測と制御へ向けて」
古澤 力 氏 ((国研)理化学研究所 生命機能科学研究センター 多階層生命動態研究チーム チームリーダー/東京大学大学院 理学系研究科 教授)

 

 

16:00~16:45

「Bio-DBTLのキラーツールとしてのメタボライトセンサの高速開発DBTL」
梅野 太輔 氏 (早稲田大学 先進理工学部 応用化学科 教授)

16:45~16:50

挨拶
吉田 聡 氏 (発酵と代謝研究会 副会長、キリンホールディングス(株) リサーチフェロー)